大久保クリニック
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川崎市高津区野川3949
久末メディカルヴィレッジA棟2F
044-754-7760
院長Q&A
ここでは患者さまの不安を少しでもやわらげる為、内視鏡検査についてや消化器系のさまざまな病気について院長とのQ&A形式で解説しています。
病気
Q1) 食道・胃にはどのような病気があるの?
A1) 〔逆流性食道炎〕
胃と食道の間にある活約筋がゆるんでいて寝たり、食べ過ぎたりすると胃酸が戻り胸焼け、圧迫感を引き起します。

〔食道癌〕
0才以上の男性に多くたばこ、お酒の好きな人また熱い物が好きな人に多いとされています。胸のつかえ、しみる感を訴えることがあります。

〔胃炎〕
急性と慢性に分かれます。急性胃炎は痛み止めの風邪薬、抗生剤などの薬を飲んだ後に胃の粘膜がただれ急なみぞおちの痛みを訴えます。またストレス、食べ過ぎも原因の一つとなります。慢性胃炎は年をとるに従い胃の粘膜がただれてくる状態でピロリ菌によっておこされるといわれています。

〔胃・十二指腸潰瘍〕
胃の壁が胃酸によって溶かされ、胃痛、膨満、吐き気の原因となります。
ひどいと吐血、胃・十二指腸に穴があきます。潰瘍の場合もピロリ菌が原因とされ治療時にはピロリ菌の除菌も必要です。

〔胃癌〕
昔から日本人に多い癌です。症状からだけでは胃炎、潰瘍の症状と同じ場合が多い為、区別がつきません。またほとんど症状の無い場合もあります。 定期的な胃カメラで胃の中を精査することが望ましいでしょう。

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Q2) 大腸にはどのような病気があるの?
A2) 〔大腸ポリープ〕
大腸のカメラを行うと30〜40%の方でポリープが見つかります。5mm以下の小さいポリープは経過観察が可能です。10mm以上のポリープは切除を行い取ったポリープを病理検査に出し悪性(癌)か良性かの診断をした方が良いでしょう。

〔大腸癌〕
最近増加傾向にあります。血便、下腹部痛、便通異常で来院しカメラを行い発見される方もいますが症状は無いが便潜血検査陽性であった為に検査を行い発見される方も増えています。癌には上で説明した良性のポリープが癌に変わるものもあります。カメラ挿入時に切除出来れば大方は早期癌の段階です。

〔憩室症〕
大腸壁の一部が突出したもので加齢と伴に増加しますので、高齢者の下血、腹痛の原因として念頭に置くべきと思われます。

〔潰瘍性大腸炎〕
近年急激に増加し、慢性の粘血便を訴えて15〜30才と50〜70才での発症のピークがあります。大腸カメラで潰瘍性大腸炎の特徴的な所見と他の類似疾患(クローン病、感染性腸炎、薬剤性腸炎、虚血性腸炎)を除外出来れば診断が可能となります。腸以外にも眼、皮膚、関節にも炎症を伴った合併症を認めます。

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Q3) おしり(肛門)にはどのような病気があるの?
A3) 肛門の代表的な疾患は痔核(いぼ痔)、痔瘻(あな痔)、裂肛(きれ痔)です。頻度としては大部分の70%が痔核で残りの30%が痔瘻と裂肛です。
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Q4) 痔核にはどのような症状があるの?
A4) 当初は排便時の出血、または拭いた紙への血の付着ですが進行するに従い力んだ時にいぼ状の痔核が突出してきます。最後には飛び出した痔核が戻りずらくなりそして常に飛び出した状態(脱肛)になり痛みもひどくなります。
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Q5) 痔瘻はどうしてできるの?
A5) 肛門内のくぼみ(肛門腺)から細菌が侵入、肛門周囲に炎症を生じ膿みがたまります。この時持続的な肛門の痛み、時には発熱が見られますので切開し膿を出さなければ症状はとれません。その後、膿のたまっていたところが瘻孔(細い道)となり、これを痔瘻といいます。
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Q6) 心窩部痛(みぞおちの痛み)を症状とする病気には何がありますか?
A6) 主な病気は、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんです。頻度で一番多いのは、年齢と伴に進行する慢性胃炎です。また最近はFD(functional dyspepsia)という神経性胃炎が増加しています。正直いうと、症状だけで病気を区別することは困難です。実際胃薬を飲むことで軽快することが多く、症状が無くなったから胃炎と思って、あとで検査をしたら胃がんが見つかったという話もよく耳にします。胃がんは命に関わりますので胃がんを否定する為に一度内視鏡検査をすることをお勧めします。
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Q7) 前胸部のつっかえ感、圧迫感を症状とする病気には何がありますか?
A7) 代表的疾患には逆流性食道炎があり、上記の症状以外に胸焼け、のどの苦い感じ、咳などがあります。胃の動きが悪く(胃潰瘍、慢性胃炎の人に多い)、胃と食道との境の筋肉(括約筋)の弛緩している人に多く、胃酸過多が症状を悪化させます。また、最近多い疾患に鬱病があり、精神的症状以外にこのような消化器症状も出現します。この2つの疾患は原則投薬治療で軽快しますが、忘れてはいけない病気で食道がんは早期診断したら手術、放射線療法を施行しないと命に関わります。
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Q8) ピロリ菌は全ての人の胃にいるのですか?
A8) 日本人の70%にみられるといいますが、最近の若い人には少ない傾向にあります。そこでどのような経緯で感染するのかというと、はっきりしていません。上下水道が完備されて後、感染者が減少していることから、水を介した感染、また家族に感染者がいると子供の陽性率が高くなることから、口を介した感染が考えられます。ただ食物からの感染は否定的です。現在ピロリ菌除去の適応は胃・十二指腸が確認された患者さんで潰瘍薬単独に較べ、治癒力の上昇、再発率の低下が認められます。また、難治性の慢性胃炎にも除菌は効果あるといわれていますが、保険適応が無いのが事実です。
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Q9) 検診で胃ポリープを指摘されました。
A9) 胃のバリウム検査で胃の上部に小さなポリープがみられることはよくあります。女性に多く、時に20から30個多発する患者さんも見受けられます。ポリープの細胞検査では過形成ポリープ(噴門腺ポリープ)がほとんどで、胃の慢性的な炎症が原因で癌になることはありません。それに対して胃の下部によくみられる単発のやや大きなポリープは組織学的に腺腫が多く、時に癌に移行しますので、内視鏡施行時に切除することをお勧めします。
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Q10) 便潜血反応陽性の場合はどうすればよいですか?
A10) 現在、便潜血検査は抗ヒトヘモグロビン抗体による免疫法で行われており、食事、薬剤に影響されない検査法です。大腸がん検診の6%が便潜血反応陽性で、うち3.3%に大腸がんが認められ、また10mm以上のポリープや大腸がんの患者さんの24%で便潜血反応陽性であったとの報告があります。ただ、この検査の問題に、偽陽性(癌やポリープが無いが便潜血反応陽性)、偽陰性(癌やポリープがあるのに便潜血反応陰性)があり、検査精度に少し難があります。よって便潜血反応陽性の患者さんは一度大腸内視鏡を行って、大腸がんの有無を確認することをお勧めします。
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Q11) 大腸ポリープは全て摘出が必要ですか?
A11) 一般的に腸管内に突出する局限性上皮性良性病変をポリープと定義します。そのポリープも完全摘出すべき病変、生検(病変のある臓器から組織を一部取り出し、顕微鏡で観察する検査)が適応である病変、放置しても問題ない病変があります。その中で腫瘍性ポリープの腺腫は最も頻度が多く、癌化するため完全摘出が必要なポリープです。具体的に5mm以下では癌である確率は極めて低いため生検のみ、6〜10mmのポリープでは10%の癌が存在し、さらに大きなポリープでは癌の比率が高まるので、5mm以上のポリープは内視鏡下で完全摘出を行います。但し大きく腸管の壁を深く(深部粘膜下層から固有筋層)まで成長したポリープは腸管切除等の手術が必要で内視鏡下ポリープ摘出が不可能なときがあります。
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Q12) 慢性に下痢が続くときは何が考えられますか?
A12) 直腸から大腸全体に粘膜の炎症と潰瘍が広がる潰瘍性大腸炎が代表的疾患です。持続性の下痢、下腹部痛、下血などを症状とし、全国に10万人近くの患者さんがいるといわれています。また最近増加しているのが、過敏性大腸炎、一種の神経性腸炎で腸管には炎症などの病気は無く腸管の蠕動が不規則なため下痢、時には便秘になる疾患です。食事中や、精神的に不安になると、腹痛と下痢になりやすく、排便後は症状が軽快することが多いです。2つとも疾患名は似ていますが、全く別の疾患で治療薬は全く違いますので、しっかりとした診断が必要です。
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Q13) 便が細く、すっきりでないで残便感があります。
A13) まず気をつけなければならない疾患は大腸がんです。年齢が50歳を超えて、この数ヶ月の間にこのような症状が出現した場合は、内視鏡を行い確認が必要です。日本人では、肺がん、胃がんに次いで多い癌で、最近増加傾向にあり進行すると肝臓や肺に容易に転移しますが、早期発見をすれば根治出来る癌です。また頻度的に多い疾患に憩室症があり、炎症を繰り返すと大腸の内腔が肥厚し狭くなり、便が細くなります。その他に『Q12)』であげた過敏性大腸炎でも細い便、ウサギの様な便など、便の形態異常がみられ、内痔核、直腸がんなどの肛門疾患も残便感を伴うことがあります。
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内視鏡検査
Q1) 胃カメラを行った方が望ましいのは?
A1) 胸やけ、胸のつかえ、圧迫感、痛み、しみる感じといった食道の症状がある方やみぞおちの痛み、膨満感、吐き気、食欲不振といった胃・十二指腸の症状の方
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Q2) 胃内視鏡検査前はどうするの?
A2) 前日の午後9:00以降は食事(固形物)をとらないで下さい。但し水分摂取はかまいません。当日の朝食はとらずにお茶、スポーツドリンク程度にしておいてください。
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Q3) 胃内視鏡(胃カメラ)検査の受け方は?
A3) 検査前に、のどの局所麻酔薬と鎮痛剤を使用し不安と苦痛を取り除きます。のどが敏感な方にはやや強めの鎮静剤を使います。多少のどにカメラが通過する時に違和感がありますが検査は5分程度で終わります。
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Q4) 大腸カメラを行った方が望ましいのは?
A4) ■ 健康診断で便潜血が陽性であった方
■ 便に血が混じっていた方
■ 便秘や下痢などの便通異常
■ 下腹痛が続く方
■ 血縁者に大腸癌のある方
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Q5) 大腸内視鏡検査前はどうするの?
A5) 海草やきのこ類のような食物繊維の多いものは消化されにくく腸の中に残って検査の妨げになりますので2〜3日前から控えていただきます。

前日に錠剤と当日2リットルの液体下剤を飲んでいただきます。その後4〜5回の排便で残りかすのない薄い黄色の液になれば検査可能の状態です。

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Q6) 大腸内視鏡(大腸カメラ)検査の受け方は?
A6) 検査前に鎮痛薬と鎮静剤を使用し不安と苦痛を取り除きます。軸保持法、無送気法などの専門的技術により、最近では多少の圧迫感以外痛みをあまり感じることなく5〜10分程度で検査が行えます。おなかの手術の経過のある方、便秘症の方は多少検査時間がかかり苦痛を伴うことがありますので強めの鎮痛薬、鎮静薬を使用し慎重に検査をすすめることがあります。
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Q7) 胃・大腸カメラ検査後はどうするの?
A7) 検査後は鎮静剤、鎮痛薬の影響が消えるまで30分〜1時間ほど休んでいただきます。
当日は車の運転は避けて下さい。検査後はお腹がはった感じが残りますが次第に胃と腸が動きだしげっぷ、おならがでれば楽になります。検査後は消化の良い物を食べて下さい。食べ過ぎも禁物です。
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おしりの悩み
Q1) 急におしりのまわりが腫れて痛みが出た患者さん
A1) 血栓性外痔核肛門周囲腫瘍が考えられます。血栓性外痔核は血栓(血の塊)が皮膚に覆われ腫上がったものです。米粒大からソラマメ大までの大きさがあり、なかには血栓が破裂して出血を伴うものがあります。大きいもの、再発を繰り返すもの、出血を伴うものは手術(日帰り手術)をした方が早く治ります。肛門周囲腫瘍は肛門陰窩というくぼみから感染をおこし、肛門周囲の筋肉間、脂肪組織に膿が溜まったもので、切開をして排膿をしなければ痛みは取れません。また膿が溜まっていた場所は痔瘻(あな痔)に移行しますので後に根治術が必要です。
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Q2) 排便時出血があり紙に血がつく
A2) まずは裂肛(切れ痔)が考えられます。これは肛門縁から1cmの上皮が裂けて痛みとほとばしる出血がみられる疾患です。大部分の患者さんは、下剤で便を柔らかくし、軟膏を挿入することで軽快しますが、慢性に経過し、肛門が狭くなったときは、肛門周囲の筋肉(括約筋)を切開する手術が必要です。また、内痔核(いぼ痔)もポタポタたれる様な出血を症状とする疾患です。治療は軟膏挿入、注射療法、手術といくつかあります。また、大腸がんの出血もありますので大腸内視鏡で確認することをお勧めします。
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Q3) 以前よりおしりにできものがある
A3) 皮垂という肛門周囲の皮膚がとさか状に弛んだものがあります。これは外痔核のなごりであり便秘傾向の女性に多い傾向にあります。下着に擦れて痛い、おしりを拭く時に邪魔といった症状がある患者さんは簡単に切除出来ます。薬や軟膏では治りません。肛門内の痔核が排便時や運動時に飛び出す内痔核(いぼ痔)も、できものとして自覚する疾患です。飛び出した痔核が肛門内に戻りづらい時、出たままの場合は手術が必要ですが、大方は軟膏挿入と便を柔らかくすることで軽快します。
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Q4) おしりの周囲が痒い
A4) 肛門そうよう症といい、初めは肛門周囲が赤くただれ、慢性に経過すると肛門を中心にしわがより、皮膚が脱色してきます。カンジダという真菌が原因で体調を崩したとき(免疫力が低下)におこりやすく、女性では膣カンジダ症を患っている患者さんにも多い傾向があります。カンジダ症にステロイド軟膏を使用すると、一時的に痒みは軽快しますが、カンジダ自体は増殖し、最終的には悪化しますので注意が必要です。また、痔核などの肛門疾患による分泌液や糞便で皮膚が汚染されて生じるものや、糖尿病、肝硬変などの全身性疾患で生じるものもあります。
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